フトアゴ大百科 掲示板
950902
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共優性遺伝について
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1:レックス
:
2018/04/21 (Sat) 23:26:00
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https://bbs5.fc2.com//bbs/img/_642400/642367/full/642367_1524320760.jpg
シャらケンさん
大変ご無沙汰いたしております。
2016年にフトアゴを飼い始めた頃
このHPで多くを教わりました。ありがとうござましたm(__)m
その甲斐あって現在4匹を飼育し
繁殖までできるようになりました
そしてモルフを学ぶ内に疑問に思った事があるので
御存知であれば教えて頂きたいのですが
ダナーやレザーバックの共優性遺伝なのですが
ボールパイソンなどのには、共優性遺伝同士の個体を掛けると
スパー体と言うのが出現します。
例えば
パステル×パステル=スーパーパステル
モハべ×モハべ=スーパーモハべ
と言った具合です。
仮にですが
レザーバック×レザーバック=シルクバック
となる訳ですが、このシルクバックは実はスーパー体で
ボールパイソン流に言えば、スーパーレザーとなるのではないか?
と、考える様になりました。
そこで質問なのですが
①ボールパイソンの繁殖に古くから歴史のあるアメリカで
この辺の事をフトアゴファームの方々はどう考えているのか?
②同じく共優性遺伝のダナーの更なる進化体は
アメリカでは出ていないのか?
ドイツのハムショーで入荷した個体に添付画像の個体がいます。
「サンダーボルト」と言う名称で販売されていましたが
個人的にダナーのスパー体では?と疑っています。
以上、ご存じであればご教示頂きたいとの
新しいモルフ情報などご存じであれば
何でも構いませんので教えて頂ければ幸いです。
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2:シャらケン:
2018/04/24 (Tue) 14:32:22
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レックスさん、こんにちは。書き込み、ありがとうございます。
残念ながら、私はモルフについてはフトアゴに関することでもほとんど知らず、
ましてや、ボールパイソンのモルフについてはサッパリ知らないのですが、
「スーパー体」についての解説を伺った上で(ありがとうございます)、
「シルクバックは、レザーバックのスーパー体にあたるのでは?」と言われれば、
おっしゃる通りかと思います。
実際、複数のいろんなサイトで、シルクバックの説明として、
(おなじみ、レザーバック x レザーバックで・・・という説明の末)
レザーバックの"SUPER"とか"SUPER FORM"という言い方がされています。
そして、ダナーのさらなる進化体(スーパー体?)というのは、
検索してみたところ、現時点で出ていないようです。
というか、ダナーのスーパー体は存在しない、と言っている人もたくさんいます。
というのは(以下、私の解釈が正しければ、です。あまり信用しないで下さい)、
ダナーは、ヘテロ接合型でもホモ接合型でも、見た目は両方ともダナーで、
表現型に違いはないようです(つまり、見た目で区別できない)。
(一方、シルクバックは、レザーバックのホモ接合型というわけですよね)
ただ、ヘテロかホモかによって、子孫への受け継がれ方に差が出るそうです:
ヘテロダナー x ノーマル → ヘテロダナー(50%) + ノーマル(50%)
ホモダナー x ノーマル → ヘテロダナー(100%)
ヘテロダナー x へテロダナー → ホモダナー(25%) + ヘテロダナー(50%) + ノーマル(25%)
ホモダナー x へテロダナー → ホモダナー(50%) + ヘテロダナー(50%)
ホモダナー x ホモダナー → ホモダナー(100%)
(ソース:https://www.facebook.com/BigChiefDragons/posts/573051726072007)
・・・考え方としては、他のモルフと同じですよね。
ただ、前述の通り、ヘテロダナーもホモダナーも、見た目はどちらもダナーです。
「サンダーボルト」という名称で販売されていたフトアゴちゃん、
凄いですね、めちゃ綺麗ですね!!初耳でした。
「ダナーのスーパー体では?」というお考えについては前述の通りですが、
私は、GENETIC STRIPE(遺伝的ストライプ?)ってヤツかな?と思いました:
1)http://www.dachiubeardeddragons.com/genetic-stripe-bearded-dragons/
(老舗ブリーダー、DACHIUダッチューさんのサイトです)
2)http://www.herebdragons.com/bearded-dragon-mutations/
(ずっとスクロールダウンして、真ん中辺り、ベビー4匹の写真があります)
写真のコは、このGENETIC STRIPEとやらの他、
トランスやダナーも混ざっているかもしれませんね!
以上、私もイマイチよくわからないまま、長々と書いてしまいましたが、
違うぞ!ということがあったら、どなたでもジャンジャンご指摘下さい。
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3:レックス
:
2018/04/26 (Thu) 23:25:01
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シャらケンさん,こんばんは
調べて頂いたんですね
お忙しい所を申し訳有りませんでした。
>>レザーバックの"SUPER"とか"SUPER FORM"
やはりスーパー体と言う解釈で良いのかも知れませんね
一方、ダナーはネーミングが違うだけで
アメリカとドイツで同じストライプの固体が出ている事に驚いた事
それと共優性遺伝には無いと思われていた(思い込んでいた?)
ダナーにヘテロがある事にも驚きました。
これは一概に共優性遺伝では片付けられない話なのかも知れませんね
語学力が皆無な事に悔やまれますが
私ももっと詳しく知りたくなりました
今後も私なりに調べてみたいと思います。
本当に有難う御座いました。
また解からない事が出た時には相談させてください
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4:シャらケン:
2018/04/28 (Sat) 16:13:21
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私もよくわかっていないので、間違ったことを言っていたらごめんなさいですが、
「ヘテロ」という言葉を、ハイポメラニスティックやトランスルーセントで使われるように、
「その遺伝子を持ちながら、その特徴が表現されていないもの」と捉えているのなら、
おっしゃる通り、ダナーにそれはないのですが(ダナーの遺伝子を持っていれば、見た目もダナーなので・・・)、
本来の「ヘテロ接合型 Heterozygous」、つまり、「両親から異なる対立遺伝子(アレル)を引き継いでいる」
という意味なら、見た目は同じダナーでも、ヘテロやホモの違いがあるようです。
「対立遺伝子」「ヘテロ接合型」「ホモ接合型」「メンデルの法則」などで検索してみて下さい。
・・・って、私もさっぱりわからないんですけどね!!
むしろ、何か気づいたことがあったら(私がヘンなことを言っていたら)ジャンジャン教えて下さい。